アウトロウ「演劇」篇 / リスペクト「ケラ」篇 / オススメ「2008.08」篇
「フローズンビーチ」 価格¥800-
【著者】ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【発行】白水社
【発行年】1999.4.10 初版
【定価】1800+税
【本の状態】並
【その他】カバー少キズ 帯付

久々に手にとった戯曲集。ケラの芝居は言わずと知れた名作揃いなのだけど、でも戯曲となるとどうしてこう疎遠になるのか。たしかに面白い!でもそれをわざわざ戯曲で読もうとは思わない。自分で上演をするつもりで読む、というより音読、暗記するためというなら十分理解できるけど、ただただ読むだけってのはどうもねぇ。なんかもっと良い読ませ方ないもんでしょうか。漫画にするとか。イラストふんだんに混ぜるとか。
 でも実は一度上演を観たりなんかで再演を見てるつもりで読むと以外と見過ごしてたセリフの奥深さに気付いたりして面白いんです。特にケラのは芝居での笑わせ方の勉強にもなるし三谷さんのと同列で笑い芝居の研究素材にはもってこいかも。これはシリアスだけどね。
 で、この作品を今回選んだのは涼しげということもあるのだけど内容がなかり時代性を先取りしてる感じがしたから。つまり人が人を殺す、不本意にキレて殺してしまう怖さを笑いを交えつつひんやり書いたお芝居なんです。僕は観てないのだけどMさんは観たらしい。これもMさんの持ち本だったやつ。ケラはやっぱスゴイ。今だからこそ再演観たいなァ。

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