オススメ「2006.6」篇 / アウトロウ「文学(Jブンガク)」篇 / 映画原作

「初恋」
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【著者】中原みすず
【発行】リトルモア
【発行年】2006.8.18 第7版
【定価】1600+税
【本の状態】並
【その他】カバー少キズ 裏の見返しに落書消し痕
映画が公開になりましたね。宮崎あおいちゃん、かわいいですね。の、原作本です。
あの「三億円事件」の犯人が実は18歳の少女で、その彼女から語られる事件と60年代の情操が切ない、という小説です。そう、切ない。
「三億円事件」をモチーフにする際、「切ない」は常にキーワードな気がしております。
事件を扱ったもので一番気に入っているのは、織田裕二が演じたドラマなのだけど、それも「切ない」ものでした。個人的なイメージとして、あのドラマの深層は少年から主犯のオヤジへの恋だったと私は勝手に思っていて、今回、まさに「初恋」と銘打った「三億円事件」が出てきたことに、思わずニクイねとやられちまったわけです。「限りになく透明に近いブルー」や「69」が好きな方に。