寅さん関連の本はウチにたしかこれともう一冊あって、もう一冊のほうは渥美清と一生に仕事したプロデューサーさんの撮影秘話みたいな本だったと思う。どっちかっつーとそっちの本のほうが寅さんファンに売れそうですが、ボク個人的になぜかこっちを薦めたくなりました。苦笑
なんなんでしょう、この本。著者は近所の豊中にお住まいのセメント会社に勤めておられた一般の方みたいなんですけど、かなりご自分の身の周りの出来事と照らしながら寅さん映画を語っておられます。
普通はそういうのが逆に無駄な情報だったりして煙たがられるんでしょうが、なんかボクは逆にそこが人間臭いというか、愛着を感じてしまいました。自費出版だからこそ成せるワザとは思うんですが、本当に好き放題に書いてる感じが羨ましいなぁと。
実はアタクシ昔後輩の紹介でご自分の自叙伝を出された方の挿絵を描かせていただいたことがありまして、本当に売る気はなくて只自分の生きた証を遺したい趣味の世界だったと思うんですが、そういう慾って大切なことじゃないかと。たぶん人間にしかない、興味深い考えだと思います。
寅さんもいいけど、この人らしさが出てるある意味他にはないレアな本です。