AKIRAの本は前にウチで売ったことあるのですが、かなりアナーキーでブッ飛んだ絵と内容の本だった。
あれを読んだ時にも同じような気持になったんですが、彼女のコレもなんだかすごく痛いです。女性的な感性も入った分もっと痛いかもしれない。その痛さはたしかにビジュアルの針を刺すような祭りの写真もあるんだけど、文章読んでてものすごく自分を痛めつけてる感じが伝わってくるから。特にレイプに関する記述はなんだろう、それだけで旅が終わってない分すごく痛々しかった。
彼女は最後に「この世の出来事は全てギャグだ」みたいなまとめ方をしているんだけどもそれが逆に哀しい。マンガでいえばねこぢる読んでただ笑ってもいられない気持に似てる。全然ギャグじゃない。リアル過ぎるから痛いのだ。
後味の悪い小説なんですが、自虐的になりたい気分の時はちょうど良いかもしれない。あるんですよね、人生にはそういう時も。