
ドイツの作家エルケ・ハイデンライヒとクヴィント・ブーフホルツによる、ペンギンの暮らす南極に、オペラ船がやってくるファンタジー。大人向けの絵本ですが、お子様にもぜひ読んでほしい本です。(文体は難しいかも…ですが、だからこそ味わってほしい語り口です)
「南極は南にあるから暑いところだって思っている人もいるだけろうけど、そんなの大まちがい!」という、いきなり引き込まれちゃう冒頭から、奇妙かつエレガントなペンギンの世界が広がります。
ペンギンは寒さに耐えながら「アイーダ」が聞きたいと叫んでいるのだそう。粋です。
三大テノールも出てきますが、扱われ方は結構笑えます。絵もステキ。端々にこだわりのある絵本です。