
この本はすごくセンスが良いです。本のセンスが、というより葉書一枚一枚を本のカタチにまとめた図版集みたいになってるんですが、その葉書が、ですね。
葉書といっても、普通に思う葉書じゃありません。作者が丹念に一枚一枚、活版印刷機を使って自宅で(!)印刷した作品なんだそうです。
メチャ、カッコイイ!!レトロ好きにはたまらんと思います。 この本のように最近こうして若い人たちが、レトロにこだわり、また新しいNEWレトロともいえる不思議な作品を作るのが流行ってるみたいですね。ピエブックスから出てる本にそういうのが多い。
ウチもまぁいってみればレトロを再利用した店といえるんだけども、今こうして改めて思ったことは近代社会においてレトロをあえて取り入れようと思ったら、「新しいことから敢えて遠のく」術が必要なことに気付きました。貧乏で仕方なしにレトロしてる人もなかにはいると思うんですがオシャレにレトロしようと思ったら、ワザと古びた環境に身を置くとかしないといけない。作者もそういう人種みたいで街の色んなレトロスポットのことを書いておられます。ボクもどっちかっつーと寂れた環境のほうが好きなのでとても共感できました。
すごく身勝手な言い分なんだけど通勤便利で情報にも不自由しない土地でレトロな場所がいいなぁー。今それがたまたま中津だったような気がします。