ノンフィクション「リアル」篇「生と死」篇
「無知の涙」 価格¥400-
【著者】永山則夫
【発行】河出書房新社
【発行年】1997.9.5 第5版
【定価】880+税
【本の状態】並
【その他】カバー天破れ 本体ヤケ
永山則夫のことはリアルタイムでは知らないからあんまり思い入れなかったんだけど、例の「アンラッキーヤングメン」や文献やらで色々知っていくうちに興味を持ちました。
 四人を射殺した少年である永山は、獄中で本を貪り読み、字を学びながらノートに文章を綴る。自らを徹底的に問いつめつつ、世界と自己へ目を開いていきます。
 この「無知の涙」が代表作みたいなのだけど何でしょうか、全体的に山田かまちに似ています。こういう模索的で書き散らした散文が基本的に好きで、あと高野悦子や原口銃三なんかも読みます。恣意的に物語を語ろうとか読ませようとかそういう不純(?)な動機がない分一番人間味のある文章だと思うんですよね。詩だか何だかわからないような思いのたけの散文は、別にリズムがなくてもいいと思う。それだけで読ませるから。
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