ノンフィクション「青春」篇 / オリジナル「コトバ」篇 / オススメ「2007.08」篇
「青空について」 \600-
【著者】原田宗典 絵:かとうゆめこ
【発行】光文社
【発行年】1999.11.25 初版
【定価】1200+税
【本の状態】並
【その他】カバー少キズ
ブルーはブルーでも「憂うつ」のブルー。やっぱり僕的にはこっちも捨てがたいです。苦笑
 原田宗典の本を薦めたいと思いました。ユルバカなエッセイから純文学系まで躁鬱患者らしいかなり波のあるジャンルを執筆してらっしゃる。僕のなかでは中島らもや大槻ケンヂと同属の作家さんなんですが何故だかことこの原田氏に関してはミーハーに見られがち。ユルバカだけ読んでればそれは確かにそうなんだけど小説などを読めば彼がどれだけネクラか見てとれる筈です。
 小説で個人的に好きなのが「何者でもない」演劇青年のお話。戯曲なんかも書いてます。「火男の火」扉座やベルセルクを思わせるドロドロの世界観。凄いです。
 たしか最近文庫の新刊で「劇場の神様」というまた芝居の世界を舞台にした小説が出てたと思うので買ってみようと思ってます。
 さて前フリ長くなりましたが、原田氏は詩も良いです。演劇人らしいちょっとシュールで泣かせる詩。そのまま短編芝居ができそうなセリフ調の詩もあったり。
 とにかく原田氏のミーハー部分しか知らない方、一度軽くこの詩の世界から触れてみてほしいと思います。僕みたくネクラな人間ほど胸に刺さるはず。ブルーを認めちゃうことって癒しでもあるんだなァ。

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