
「人は死んで文を残す」責任編集を担当した立松和平氏の弁です。
そうかもしれない、亡くなった人をおもい筆を走らせるとどうしてこうも人は清い気持ちになれるのか。関係性の強い人であればあるほど思い出は次々にあふれてくる。よく殺人事件で子どもを亡くした両親がわが子を思い文集を出したりしていますけど、まさにこの名言を証明した現象ですよね。
この本は向田邦子、寺山修司、森茉莉、澁澤龍彦etc.1980〜90までに亡くなった有名人たちへ交流の深かった著名人たちが送った追悼文をまとめたもので、どれだけ多くの偉人が惜しまれつつ亡くなったかが解り、80年代を振り返る上で貴重な記録なのだともいえます。