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世の中に暮らすのは自分ひとりじゃない。色んな人間がいる。そんなことは当然解っているはずなのに、視野が狭くなってしまうと人はどうも自分中心にしかいられなくなる。そして突き詰めると本当に独りになり、孤独死する人も。ボクも自分の殻に閉じこもりがちな性格でなんとかこうして社会と向かい合おうともがいてる人間のひとりです。だからそんな人の気持ちがよく解る。
この本は無作為に選んだ東京に暮らす一般の若者フリーターから日々の暮らしぶり、時間やお金の使い方や、将来の夢などを聞いてまわったアンケートをひとつにまとめたものなんですが、ただこうして漫然と並んだ文章に目を通してるだけで妙な共感と安心を感じてしまうのです。不安なのはボクだけじゃない。みんな戦ってるんだなと。
これと似た気持ちになった本は他に「東京オムニバス」というのもありました。テレビだと知る人ぞ知るカルト番組「トーキョーリミックス」。何でも東京かよとちょっとタイトルにツッコミ入れたくなりますが一番人口が多い都市なんだから仕方ないかも。でも今挙げたこれたちに共通していえることなんだけどどれも「若者」だけなんだよねー。それも狭いな、と。まァターゲット絞るのは商業ベースに乗ってる以上仕方ないのかもしれないなァ。
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