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この本の魅力を語るには著者の略歴をまず知っていただく必要がある。
「滝本 竜彦」
1978年、北海道生まれ。ひきこもりが高じて大学を中退し、輝かしい青春のひとときをフルスイングでドブに投げ捨てる。小説で人生の一発逆転を狙うものの、狭いアパートに閉じこもったままの薄暗い日々は、いまだ終わる気配を見せない。『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』で第五回角川学園小説大賞特別賞を受賞しデビュー
つまり負け組であるハズの著者がそれを逆手に取り 小説を書き世に認められ逆転勝利したのである。とはいうものの、著者の負け組み時代の性格がそうカンタンに治るはずもなく、これを読むかぎり未だ苦しんでおられる様子。
最近「NHK‥」「ネガティブ‥」とアニメ化、映画化が相次いでいるのにこの差はいったい何なのだろう?でもボクは逆に好感が持てましたけど。
「市民ケーン」の映画じゃないけど所詮売れたり成功しても、幸福とはいえないんですよね。それはまた別の求道的なアレで。人間欲張りだからできれば両方叶えたいもんなんですけどね。なかなかどうして。
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