
柳美里さんは劇作家から出発し、芥川賞まで獲得した作家として知られているけど、またかなり波乱万丈な人生を送ってて、それを作品に活かす作家としても有名ですよね。
この本はそんな日本語に対する思い入れの強い作者が「悪魔の辞典」の如くコトバから連想した、コトバに纏わるエッセイ集。
あとがきに作者は稽古場への道中、電車のなかで国語辞典を開いて読んでいたと書いてますが、そういやボクも確か電車でそんな男性を見かけたことがある。熱心に国語辞典を読んでいるその男性はなんだかフリをしてるっぽくて笑えてしまったけど、この柳さんでも意識していたのだろうか?