サブカル「エロス」篇 / 猥談
「猥談」 価格¥500-
【著者】岩井志麻子 野坂昭如 花村萬月 久世光彦
【発行】朝日新聞社
【発行年】2002.12.30 初版
【定価】1200+税
【本の状態】並
【その他】カバー少キズ
新聞で読んだ情報によりますと最近、 野坂昭如が静かなブームを呼んでるのだという。 (余談ですが何なんでしょうね。静かなブームって。考えてみるとよくわからない言い回しです。でもこうしたマニアックな楽しみ方が流行るというのは良いことだと思う。惑わされず自分の価値観を信じまたい)
 野坂昭如さんの文学は「火垂るの墓」が あまりにも有名ですが、他「エロ師事たち」などかなりアヴァンギャルドな作風が魅力な人です。
 まぁ、「火垂るの墓」も読んでみればほとんど句読点のない文体に腰を抜かす人も多いはず。アニメの印象とは随分ちがう気がします。
 でもこの人の魅力はもうひとつ、作品もそうだけど、この人間性のオモシロさだと思います。とくにこの人のエロ話はとても好きでして、独特のユーモアと博識から生まれるウィットに富んだシモネタはなかなか凡人に真似のできない境地に達してると思う。
 僕が読んだなかでの一番の名勝負は「中島らも」との一戦。 たしか「バイアグラ」は本当に効くのか、実際飲んで試してみようというような企画だった。 そのアホらしい対談が見事に文章として空気感を伝えておりましたね。この本にも野坂さんがイロを添えているのですが、やっぱり秀でてる気がします。
 世の中、猥談に引く女の人とそうでない人がいるけれど、女の人は引くほうが好印象と思ってる人多いかもしれませんがけっこう男の人は引かない人のほうが好きだったりします。なんかバレバレな感じが逆に引くな、と。やっぱ猥談は女性を入れてやるほうが断然盛り上がる。度を過ぎずある程度空気の読める男性と、引き過ぎない女性とがベストですね。(女性だけとか男性だけとかは虚しいんです、なんか一方的な偏見や僻みが入るし、聞くに堪えなくなるので)
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